巨人・桑田コーチ 4四球で4失点の先発・堀田に「口酸っぱくして言ってるんですけど…」反省促す

[ 2022年8月12日 22:18 ]

セ・リーグ   巨人5―6広島 ( 2022年8月12日    東京D )

<巨・広>初回、ピンチを迎えてマウンドに集まる桑田投手チーフコーチ(中央)、堀田(右から2人目)ら巨人ナイン (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人が1点リードの8回に5番手・平内が2失点で逆転を許し3連勝ならず。広島との“直接対決”に敗れ再び5位に転落した。

 自身初の連勝とプロ3勝目を期して先発した堀田賢慎投手(21)は、初回に連続四球から2失点、5回にも四球から2点を失い4回1/3を105球で降板。試合後、桑田真澄投手チーフコーチ(54)は「今日は、やっぱりコントロールですよね。普段からフォアボールは出して良いフォアボールと、出しちゃいけないフォアボールがあると口酸っぱくして言ってるんですけど」と堀田について語った。

 桑田投手チーフコーチとの一問一答は以下の通り。

 ――堀田について。

 「今日は、やっぱりコントロールですよね。普段からフォアボールは出して良いフォアボールと、出しちゃいけないフォアボールがあると口酸っぱくして言ってるんですけど。2アウトランナーなしからフォアボール、5回は先頭にフォアボールというね。出しちゃいけないフォアボールを出してしまうと、やはり苦しくなるというのは、彼も今日は非常に反省していると思いますので。これからね、長く野球やるわけですからプロの世界でね。できるだけ、こういうことは避けていってほしいなと思いますね」

 ――三振がゼロだったが。

 「そうですね。これもやはりコントロールが甘いので、ファウルかフェアグランドに入ってしまう、バットに当たってしまうということですよね。それを上回る球威も今日はなかったということですよね。前回良いピッチングをしたので、続けていいピッチングができるようにまた、成長していってもらいたいなと思います」

 ――1点リードの8回に平内が2失点。

 「平内の球威をもってしても、やはり甘いところは打たれるということですね。今日は特に変化球が少し高かったのでその辺が反省点ですね。次の登板には修正してくれると信じています」

 ――救援陣は徐々に復帰。粘り強く投げているが。

 「まだ、復帰登板2戦目なので、これから調子を上げていこうという話をしてます。長いイニングはまだ今のところは投げないので、1イニングをしっかり投げてほしいという話をしてます。そういう中でも今村と赤星は非常に、2度目の登板で調子を上げてきてくれてますので、非常に頼もしいなと思っています。平内は今日は失点してしまいましたけど、球速も出てますので、あとは変化球の微調整をしてもらいたいなというところですね」

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