新庄監督 緊迫した試合の連続に選手称える「面白い。前半戦の経験…やったことは間違ってなかったなと」

[ 2022年8月12日 23:21 ]

パ・リーグ   日本ハム2ー3ロッテ ( 2022年8月12日    ZOZOマリン )

<ロ・日>9回、サヨナラとなる適時打を放った岡は新庄監督(左奥)を背に喜ぶ(撮影・西海健太郎)
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 最下位・日本ハムは12日、敵地(ZOZOマリン)で4連敗中の5位・ロッテに2―3でサヨナラ負け。引き分けを挟んでの連勝が3でストップし、両リーグ最速の60敗目を喫した。

 試合後の新庄剛志監督(50)との一問一答は以下の通り。

(会見冒頭、自ら語り出す)

 「岡くん、ナイスバッティングやね。(9回1死から)高部くんにセンター前を打たれた時点で(ロドリゲスは)クイックがうまくないので、(二盗で)セカンドに行って“さあ、どういうふうに3アウトとろうか”というところだった。今日は(2連投中の)北山くんも玉井くんも井口くんも上がりだった。相当疲れていたので。でも、よく追いつきましたよ。(9回に二盗失敗した)中島くんの時は初球、一発目の勝負、賭けでいってもらって、今川くんで送っての勝負をしていこうと思った。まあ、こういう時もありますよ」

 ――今川君はバントの構えからからバットを引いた。

 「ストライクならバントのまま(空振り)。カモフラージュというか。ボールだったら引く。あそこは96%くらいバントだと思う。その裏をかいた」

 ――万波君の状態は上がっている?

 「いや、分からん。今の状態で明日も続いてくれたら成長しているけど、急に戻るからね」

 ――今週は緊迫した試合が続く。選手の成長は感じるか?

 「面白い。こういうゲームをね、昨日もその前もその前もやっているんで。精神的な成長はかなりできていると思います。いや、よくやってますよ。本当に。オールスター明けに(メンバーを)固めていくっていってたんだけど、いろんな事情があってこういう形になっているけど。本当に前半戦にいろいろ選手に経験をさせて、それで今、本当に大きかったんじゃないかな。あの経験がなかったらこういうゲームはできていないと思う。やったことは間違ってなかったなと」

 ――風で打球を見失う場面もあった。

 「いやぁ、上がった瞬間、みんな上体浮くでしょう、この球場は(笑い)。やっぱりロッテの選手は落ち着いていますよね。上がっても全然。やっぱ慣れって大事だなと思いますね」

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