関メディ学院、星槎大との連携発表 元オリックスの井戸代表「野球に打ちこめる環境をつくりたい」

[ 2022年8月12日 15:25 ]

関メディベースボール学院の井戸伸年代表(右)と星槎大の山脇直司学長
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 社会人クラブチーム・関メディベースボール学院が国際学園星槎大学と連携協定を結んだことが12日、分かった。

 同学院は小学部、中等部に加えて野球トレーナー科、高等学校通信科、野球選手科があり、来春から新たに「大学通信科」を設置することが決定。星槎大と連携協定を結んだことで通信制により英語や保健体育の教員免許取得が可能となる。

 同チームの総監督で同学院の井戸伸年代表(45)は本紙取材に対し、野球の普及と今後のさらなる発展に尽力する決意を示した。「夢をかなえるお手伝いができればと思いますが、実際にプロ野球の世界に行ける選手の方は少ない。プロでも同じですが、競技人生が終わってからの人生の方が長いです。そういう意味でも現役の選手たちには将来のことも考えながらではありますが、少しでも野球に打ちこめる環境をつくってあげたいと思っていました」。井戸代表自身も現役時代は近鉄、オリックスでプレーした経歴の持ち主。セカンドキャリアの現実を知るだけに競技選手のキャリアアップにも力をそそぐ。

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