広島・野村「攻めのピッチングができた」 村上から2打席連続三振!粘り強く今季2勝目

[ 2022年8月12日 04:45 ]

セ・リーグ   広島6―3ヤクルト ( 2022年8月11日    マツダ )

<広・ヤ>お立ち台で笑顔でポーズする野村(左)と西川(撮影・岡田 丈靖)             
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 広島・野村は毎回被安打でも各回1本ずつの5回粘投で62日ぶりの2勝目をつかんだ。4回以外は毎回先頭打者に出塁されても、1失点は捕逸によるもの。自責0で耐えられたのは戦う姿勢を忘れなかったからだ。

 「攻めのピッチングができたのかな。ストライク先行でフォアボールを出さずに。そういうところが良かったと思う」

 村上から奪った2打席連続三振が象徴だ。初回2死二塁では不利なカウント3―1から緩いカーブで空振りを取り、フルカウントから内角カットボールで空振りさせた。4回1死では外角変化球で追い込み、最後はシュート系の速球を内角へ。1打席目とは逆軌道になるフロントドアを見事に決め、見逃しに仕留めた。

 「しっかり抑えられて良かった。勝負できるところでは勝負し、カウントが悪くなったらストライクゾーンを広く使ってというケースだった。だけど、しっかりと攻めのピッチングができた」

 床田の右足首骨折で巡ってきた11日ぶり5度目の先発登板。佐々岡監督からは「最少失点で粘り強く投げてくれた」と評価された。今後も先発ローテーション定着を期待され、「次は長いイニングを投げられるように。チームは残り試合があるので諦めずに上を目指してやっていきたい」と誓った。

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2022年8月12日のニュース