始球式は往年の名投手と名捕手、ジェンキンス氏&ベンチ氏「フィールド・オブ…ゲーム」

[ 2022年8月12日 09:07 ]

フィールド・オブ・ドリームス・ゲーム   カブス―レッズ ( 2022年8月11日    アイオワ州ダイアーズビル )

フィールド・オブ・ドリームス・ゲームで始球式を務めたカブスOBのファーガソン・ジェンキンス(右)とレッズOBのジョニー・ベンチ(AP)
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 1989年公開の映画「フィールド・オブ・ドリームス」のロケ地となったアイオワ州ダイアーズビル(イリノイ州シカゴの西200キロ)で11日(日本時間12日)、フィールド・オブ・ドリームス・ゲーム第2弾としてレッズ対カブス戦が行われた。

 始球式を務めたのは、カブスOBのファーガソン・ジェンキンス氏(79)とレッズOBのジョニー・ベンチ氏(74)。ジエンキンス氏は、カブスなどで活躍し、1972年まで6年連続で20勝を挙げ、1971年には24勝13敗、防御率2・77で、カブスの投手として初めてサイ・ヤング賞を受賞した。一方のベンチ氏は、1970年代にビッグレッドマシンと称されたレッズの黄金時代を支えた捕手。捕手としては20世紀唯一となる本塁打王タイトルを獲得した。

 人口4400人のダイアーズビルは同映画のロケ地として観光地にもなっているが、映画を象徴するトウモロコシ畑の隣に8000人収容の仮設スタンドのある球場をつくり、昨年初めて大リーグの試合(ホワイトソックス対ヤンキース戦)を実施。大リーグの試合を行うために建設された球場は、両翼335フィート(約102・1メートル)、中堅400フィート(121・9メートル)の広さで、昨年はサヨナラ弾を含む8本もの本塁打がトウモロコシ畑の中に飛び込んだ。

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2022年8月12日のニュース