エンゼルス・大谷、マルチで自己最長タイ11戦連続安打 「ボールの見え方いい」ここ11戦で打率.372

[ 2022年6月18日 02:34 ]

ア・リーグ   エンゼルス4-1マリナーズ ( 2022年6月16日    シアトル )

<マリナーズ・エンゼルス>5回、大谷は左前打を放つ(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(27)が16日(日本時間17日)、敵地でのマリナーズ戦に先発して今季5勝目を挙げた。打っても自己最長タイの11試合連続安打となるマルチ安打で、チームの連敗を3で止めた。

 一発こそ出なかったが、大谷は軽やかに2安打を放った。3回2死、初対戦の右腕カービーから右前打。19年8月に並ぶ自身最長の11試合連続安打とし「(ボールの)見え方がいいので、それが一番。たまたま出ているのではなく、しっかり打っているヒット」と手応えを口にした。

 5回2死ではシフトの逆を突く左前打。今季18度目のマルチ安打となった。11試合連続安打中は43打数16安打の打率.372。見え方の良さに加え「構えですね。毎回同じ構えができるかといえば、そうではない。比較的、毎回いい構えができている」と話した。

 既にファン投票が始まっている球宴でも、その打棒は注目の的。大リーグ公式サイトはこの日、7月18日(日本時間19日)にドジャースタジアムで開催されるホームランダービーの特集を組み、30球団から「ベストな選択肢」とする1人ずつを独自で選んだ。エ軍はこの日2発でリーグ2位タイの18本塁打としたトラウトではなく、13本の大谷だった。

 その理由は「巨大な本塁打を見たら、その選手を本塁打競争で見たいと思う」。大谷は昨年、1回戦でソト(ナショナルズ)に敗れており「あれだけ大きな盛り上がりだったのに、期待に応えたとはいえなかった。今年はチャンス」と雪辱が待望されている。本塁打競争で特大アーチ連発→球宴でも投げて、打つ。「一人三役」が今から楽しみだ。

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2022年6月18日のニュース