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大瀬良KOで広島4位転落危機「試合を壊してしまった。申し訳ない」4回4失点プロ9年目で神宮初黒星

[ 2022年6月18日 04:45 ]

セ・リーグ   広島2ー7ヤクルト ( 2022年6月17日    神宮 )

<ヤ・広>3回、山田に勝ち越しの2点タイムリーを浴びた大瀬良(撮影・長久保 豊) 
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 広島・大瀬良大地投手(31)が17日のヤクルト戦で今季最短4回で降板し、3連敗で4敗目を喫した。5日に登録を外れ、再調整を経て誕生日に迎えた復帰戦。8安打4失点と崩れて、1年目から8連勝中だった神宮球場では9年目、通算17試合目(先発12、救援5)にして初黒星が付いた。チームも3連敗で今季ワーストの借金3。4位・阪神に1ゲーム差に迫られ、18日にも4位に転落する可能性がある。 

 リーグ戦に戻っても、エースが投げても、雰囲気は重苦しいままだった。最下位に沈んだ交流戦明けの一戦。大瀬良は、その責任の重さを理解していただけに、謝罪の言葉を繰り返すしかなかった。

 「僕が試合を壊してしまった。非常に申し訳ない。立場としても責任はすごく大きいので、しっかりと受け止めないといけない」

 1点を先制し、ナインが顔を上げた直後の3回だった。無死二、三塁から塩見に中越えの同点二塁打、1死後には山田にカウント2―2から選択した内角直球を左翼線に運ばれる勝ち越しの2点二塁打を浴びた。1―3の4回1死一、三塁ではスクイズのサインを見落とした投手のサイスニードにバスターで左前適時打にされて追加点を献上。相手の好きなように攻められ、今季最短の4回で降板した。

 「結果が全て。一時期より直球の感じは悪くないと思ったけど、それを結果として出さないといけない。首位にいる勢いのあるチームに勝っていかないといけなかったけど…」

 1軍では初めて中村奨とバッテリーを組んだ。今季は10試合中9試合で会沢が女房役を務め、磯村と組んだ1試合も会沢のコンディションが万全ではなかったのが理由だった。新バッテリーについて佐々岡監督は、「ヤクルトは打線の調子がよく(今季)1勝しかしていないことなど、いろいろなことを考えての起用だった」と狙いを説明。会沢とのコンビを解体してまで流れを変えようとした。

 しかし、3回、山田に決勝打を許した場面では、直前にサインが合わずに大瀬良が一度プレートを外し、その後に選択した球を捉えられた。大瀬良は「直球を磨いてきたので、しっかりと勝負しにいった」と振り返り、中村奨は「1、2打席目の配球を頭に入れながらだったが、打たれたのなら選択した球種が間違っていたということ」と悔やみ、勉強材料を持ち帰ることになった。

 2軍調整を経て迎えた3日以来の登板だった。「うまくいかない試合が続いている。チームに貢献したい」。大瀬良でも流れを変えられないまま、Bクラス転落の土俵際まで追い込まれた。(河合 洋介)

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