大学日本代表選考 日体大の二刀流左腕・矢沢宏太が打でアピール スカウトが「天才」と評した選手とは

[ 2022年6月18日 18:07 ]

<侍ジャパン選考合宿>ティーバッティングをする日体大・矢沢(撮影・藤山 由理)
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 7月8日からオランダで開催される「第330回ハーレムベースボールウィーク」に出場する侍ジャパン大学代表選手選考合宿が18日、神奈川県平塚市で行われた。

 今秋のドラフト1位候補に挙がる日体大の二刀流左腕・矢沢宏太投手(4年)は、打撃練習で4本の柵越えを放ち猛アピール。参加した選手の中で唯一となる逆方向に2本の柵越えをマークし「逆方向の打球を1つのテーマにしてアピールしたいと思っていた。いいアピールができたと思います」と振り返った。

 プロ注目の早大・蛭間拓哉外野手(4年)や、今合宿で主将を務める立大の山田健太内野手(4年)ら49人の選手が代表入りを懸けて3日間の合宿を行う。あす19日は紅白戦を実施予定で、最速150キロを誇る矢沢は投手で先発する予定だ。

 あさって20日に大久保哲也監督から発表される24人の代表メンバー入りに向け「(投打の)どっちも力になるとアピールしたい」と力を込めた。(柳内 遼平)

<スカウトが見た!注目選手>オリックス・牧田勝吾編成部副部長
 立大の山田選手、早大の蛭間選手はインパクトが強く「さすがだな!」と思いましたね。中大の森下選手も自分の形で強いスイングができていましたね。日体大の矢沢選手はやっぱり能力が高く飛距離も凄かったです。今年の目玉になると思います。どの球団も注目していると思いますね。東北福祉大の杉沢選手は天才。センスがありバットコントロールが素晴らしい。勝負強く3拍子そろった良い選手と思います。

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