【阪神・矢野監督一問一答】Aクラスに「自分たちの戦いができている。前を向いてひとつになっている」

[ 2022年6月18日 18:07 ]

セ・リーグ   阪神4ー1DeNA ( 2022年6月18日    甲子園 )

<神・D>試合終了後、帽子を取ってファンに感謝を示す阪神・矢野監督(撮影・坂田 高浩)
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 ついにAクラスや!5連勝で6月驚異の11勝2敗。交流戦からリーグ戦再開へと勢いを持続している阪神。矢野監督も初回に佐藤輝で逆転、大山の本塁打で加点し、伊藤将が完投と、いいことずくめの勝利に手応えを感じていた。以下は一問一答。

 ――ナイスゲームでした。
 「ありがとうございます」

 ――伊藤将が94球で完投した。
 「初回にソロホームランを打たれて、逆にそれで気持ちが引き締まったっていうかね、将司らしい低めを丁寧に突きながら、(梅野)リュウとね、いい呼吸を合わせて、球数も少なかったんでね。最後まで、いってくれたんで。これで明日は全員中継ぎをつぎ込める形を、将司がつくってくれた。本当にナイスピッチングでした」

 ――8回まで87球。9回に送り込んだのはどのような判断で。
 「もちろん、将司自身も行く気満々でしょうし、あの投球であればね、任せたいなという投球だったんで。もう何の迷いもなく、はい、行かせました」

 ――打線は初回裏にすぐ逆転した。
 「昨日もそうですけど、点を取られた後にすぐ取り返すっていう、そういうところで、また逆転してっていうところで、昨日は輝がちょっとね、ヒット出ませんでしたけど、今日はいいところで輝も出たんでね。いい点の取り方ができたと思います」

 ――初回は1死からランナーが出て、ランエンドヒットと動いた。
 「動くっていうのは、僕たちの野球なんで。走るっていうところで、リズムをつくっていくとか、そういうことはチーム全体でね、取り組んでやってくれていることなんで。ある意味、普段通りかなと思います」

 ――3回には大山がまた本塁打。
 「いやあ、頼もしいですね。本当にいい場面で、いいところで打ってくれていますし。今日もあの緩いボールをセンターに打つというのは、本当に状態がいい。相手バッテリーもその後もなかなかストライク投げられない投球になっていたんで。本当に頼もしく。まだまだもっともっと打ってほしいですね」

 ――練習から好調だ。
 「そうですね。悠輔もちょっと春先は状態が上がらなかったんですけど。センターからちょっと逆方向に、打撃練習でもレフトに打つんじゃなくて、ちょっと逆方向に打とうかと。新井コーチもいつも付いて、親身になってやってくれているんで。そういう辺りが結果に結びついているのかなと感じています」

 ――山本も猛打賞。
 「ヤスはどんな場面で使っても持ち味を出してくれる選手なんで。ベンチとしては本当にいてくれて助かる選手ですし。スタメンでいっても、昨日もそうですけど、今日もいい味を出してくれたんで。これからもヤスもまだまだスタメンで出たいと思いますし、いろんな場面でヤスが必要になると思います」

 ――チームは5連勝。
 「いやもうねえ、自分たちの戦いが本当にできていますし、全員が前を向いて一つになって戦えているんで。明日、もう1個つなげていくような試合を皆さんにお見せしていきます」

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2022年6月18日のニュース