ヤクルト田口、やっぱり満塁に強い! 1点リードの2死満塁でリリーフ、元同僚・長野を3球三振斬り

[ 2022年6月18日 17:19 ]

セ・リーグ   ヤクルト―広島 ( 2022年6月18日    神宮 )

<ヤ・広>7回2死満塁、代打・長野から三振を奪った田口(撮影・長久保 豊)
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 ヤクルトの田口麗斗投手(26)が広島戦(神宮)でまたも見事な“火消し”を演じた。

 5―2と逆転した直後の7回だった。この回から登板した3番手右腕・今野が2点を失って5―4と1点差に迫られ、なおも2死満塁のピンチ。ここでベンチを出た高津監督は4番手として左腕・田口をマウンドへ送った。

 広島・佐々岡監督も動き、左打者の小園の代打として右打者の長野をコール。2018年まで巨人でチームメートだった2人の対決が実現した。すると、田口―中村のバッテリーは全球スライダーを低めに集めて見逃し、空振り、空振りで3球三振。見事なリリーフでピンチを切り抜けた。

 田口は5月24日の日本ハム戦(神宮)では同点で迎えた延長10回無死満塁で登板し、20球で3者連続斬り。主砲・村上の劇的なサヨナラ2ランを呼び込んだ。

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2022年6月18日のニュース