日本ハム・野村の一発も空砲…「自分たちで仕掛けてチャンスを作らないと」

パ・リーグ   日本ハム1―3ロッテ （ 2022年6月18日    札幌D ）

＜日・ロ＞4回、ソロを放った野村（撮影・高橋茂夫）
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　日本ハムの野村佑希内野手（21）の反撃の一発も空砲となった。

　2点を追う4回1死、相手先発・ロメロの甘く入った130キロスライダーを左中間へ運ぶ4号ソロ。相手がクイックモーションでタイミングをずらしてきた中で、しっかりと対応し「自分がしっかり良い準備ができて、良いタイミングで振れたかなと思う」と、約1カ月ぶりの一発に胸を張った。

　過去の対戦経験を生かした。ロメロとは今季3度目の対戦で、過去2試合は計3打数1安打。時折クイックを織り交ぜる投球スタイルは理解しており、この日も「差されないように」と、始めからクイックにタイミングを合わせていた。初回2死一塁で迎えた第1打席は外角の130キロスライダーに二ゴロに打ち取られるも、2打席目でしっかりと捉えた。

　しかし、1点差に迫った直後の5回に1点を奪われ、打線も6回までロメロの前に散発4安打。打線のつながりを欠いて、リーグ戦再開後2連敗となった。「まずは得点するチャンスを、何とか自分たちで仕掛けて作っていかなくてはいけない」と必死に前を向いた。