楽天がソフトバンクに2連敗で首位から陥落 守護神・松井が延長10回にサヨナラ弾浴びる

[ 2022年6月18日 17:52 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3―1楽天 ( 2022年6月18日    ペイペイドーム )

<ソ・楽>10回、周東にサヨナラ2ランを浴びガックリとベンチに戻る松井裕(撮影・岡田 丈靖)
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 楽天がソフトバンクにサヨナラ負けを喫し、2連敗で首位から陥落した。先発の辛島が5回1/3を4安打1失点と好投し、救援陣も9回まで無失点リレーで味方の反撃を待った。打線は1点を追う9回に3四球で2死満塁とすると、銀次の左前適時打で同点に追いついた。

 土壇場で試合を振り出しに戻し、1―1のまま試合は延長戦に突入。再び試合が動いたのは10回裏だった。6番手でマウンドに上がった守護神・松井裕が1死一塁から周東に右翼へのサヨナラ2ランを浴び、痛恨の敗戦となった。

 ソフトバンクとの首位攻防3連戦。17日は先発・田中将が4本塁打を浴びるなど7失点と炎上し、初戦を落とした。2戦目も接戦をものにできず、6月10日以来の首位陥落。石井監督は「何とか9回に追いついてくれたので、そこで何とかしたかったですね。(松井裕は)そこはぐだぐだ言ってもしょうがないので」と振り返った。

 2位に転落したものの、首位とは0・5ゲーム差。19日の3戦目で勝利すれば再び首位に返り咲けるとあって「何とか交流戦明けで一つ勝って、チームをスタートさせたい」と切り替えていた。

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2022年6月18日のニュース