巨人救うヒーロー現れず…今季4度目零敗 首位・ヤクルト遠のく3連敗

[ 2022年6月18日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人0-2中日 ( 2022年6月17日    バンテリンD )

<中・巨>5回、京田に安打を許し、悔しげな表情を見せる菅野(撮影・河野 光希)
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 試合時間は2時間25分で、今季4度目の零敗。巨人と首位・ヤクルトとのゲーム差は8に広がった。大事なリーグ戦の再開初戦を落とした原監督は「点取りゲームだから、やっぱり0点では難しいでしょう。支配するのは」と渋い表情だった。

 菅野と大野雄の投手戦で進んだ0―0の8回。2死からポランコ、増田陸の連打で初めて得点圏に走者を進めた。代打・中田が四球を選び満塁。菅野の代打に起用されたのは、この日に今季初昇格したばかりの石川だった。だが3球三振でチャンスを生かせず。代打の切り札・中島もベンチに控える中での選択に指揮官は「ナカジ(中島)は残しておきたかった。1人残し、中田で勝負して、それで(石川)慎吾にというところ」と説明した。

 最初で最後だったチャンスをつぶして、打線は3安打に終わった。7回無失点だったエース・菅野を援護できなかったが、原監督は「明日(18日)は同じ気持ちで戦いに臨む」と必死に前を向いた。(川島 毅洋)

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2022年6月18日のニュース