DeNA・今永がノーヒットノーラン達成 北海道では史上初、球団では大洋時代の鬼頭以来52年ぶり4人目

[ 2022年6月7日 20:31 ]

交流戦   DeNA2ー0日本ハム ( 2022年6月7日    札幌D )

ノーヒットノーランを達成して選手とタッチを交わす今永(撮影・高橋茂夫)
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 DeNAの今永昇太投手(28)が7日の日本ハム戦(札幌ドーム)で無安打無得点試合を達成した。プロ野球85人目、96度目。

 今季はロッテの佐々木朗希投手(20)が4月10日のオリックス戦で完全試合を達成。ソフトバンクの東浜巨投手(31)が5月11日の西武戦以来の達成となる。セ・リーグではヤクルトの小川泰弘投手が20年8月15日のDeNA戦で達成して以来36人目。球団では大洋時代の鬼頭洋が1970年6月9日のヤクルト戦で達成して以来4人目の快挙となった。

 今季は負けなしの投球を続けている今永。初回も先頭の野村を中飛で打ち取るとヌニエス、万波と連続三振を奪った。その後出塁を許したのは2回に清宮へ四球を許したのみ。打者28人を打ち取って、準完全試合で北海道では初のノーヒットノーラン達成となった。

 打線は0―0の9回2死一、二塁で宮崎の右越え適時二塁打が2点を先制した。

 ◇今永 昇太(いまなが・しょうた)1993年(平5)9月1日生まれ、福岡県北九州市出身の28歳。小学校時代はソフトボール、中学時代は軟式野球部に所属。北筑では県4回戦が最高成績。駒大では東都リーグで3年秋に7勝し、優勝の立役者になりMVP獲得、神宮大会優勝に貢献した。15年ドラフト1位でDeNA入り。1メートル78、83キロ。左投げ左打ち。

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