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大商大、5大会連続初戦突破 来秋ドラフト候補・上田が自己新152キロ

[ 2022年6月7日 06:00 ]

全日本大学野球選手権第1日・1回戦   大商大2―1富士大 ( 2022年6月6日    東京D )

<富士大・大商大>152キロをマークした大商大・2番手の上田(撮影・藤山 由理) 
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 開幕し、1回戦4試合が行われた。大商大は富士大に逆転勝ちし、5大会連続で初戦を突破した。5回途中から2番手登板した来秋ドラフト候補の上田大河(3年)が延長10回まで無失点救援。自己最速更新の152キロを計測する力投で、今秋ドラフト候補の金村尚真(4年)に投げ勝った。また、近大は和歌山大を破って13年ぶりに初戦突破。松山大は日本文理大に敗れた。神宮球場で予定された3試合は雨天順延となった。

 スタンドのどよめきも、力に変えた。大商大2番手・上田の快投が逆転勝利を呼んだ。

 「絶対に負けられない試合。冷静になるというより、気持ちを奮い立たせていこうと思っていました」

 5回2死一、二塁のピンチで先輩左腕・伊原陵人を救援。146キロ直球で空振り三振を奪い、波に乗った。打線が7回に同点に追いつくと、さらにギアを上げた。7回2死無走者で自己最速を1キロ更新する152キロを計測し、歓声を浴びた。9回まで内野安打1本で切り抜けると、タイブレークの延長10回に味方が1点を勝ち越した直後、無死一、二塁でも生還を許さず。5回1/3を2安打無失点の快投を演じ、金村との息詰まる投げ合いに一歩も引かなかった。

 今春から、過去2年は冬場にしかやらなかったウエートトレーニングをシーズン中にも継続。コンスタントに150キロ台を計測できるようになり投球の幅も広がった。中日・山本将道スカウトは「あれだけの数字が出て、力のあるボールが投げられる。目玉になる投手」と早くも来秋ドラフト1位候補に挙げた。

 75、76年には2年連続で準優勝した西の名門。「流れを持ってこられる投球で、チームを勝利に導きたい」。3年生右腕が先頭に立ち、悲願の頂点を目指す。(北野 将市)

 ◇上田 大河(うえだ・たいが)2001年(平13)11月15日生まれ、大阪市出身の20歳。小1から野球を始め、東生野中ではナガセボーイズに所属。大商大高では1年春からベンチ入りし、2年秋からエース。大商大では1年秋からリーグ戦に登板し通算9勝。1メートル81、80キロ。右投げ右打ち。

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