阪神・佐藤輝、得意のペイペイDで大暴れや!!“モノノフ対決”石川撃ち任せろ

[ 2022年6月7日 05:30 ]

阪神・佐藤輝

 実は「博多大好き男」だ。7日から敵地でのソフトバンク戦に挑む阪神・佐藤輝は、公式戦でペイペイドームに初見参。ただし、オープン戦では計5試合で打率・471、3本塁打、6打点と大暴れしており、爆発の予感を漂わせる。

 「良いイメージを持って連勝を続けられるように頑張ります!」

 3日からの甲子園での日本ハム3連戦は主役を先輩・大山に譲ったが、自身もキャリア最長を更新する9戦連続安打中。5日の第3戦では3回2死一、二塁で吉田から先制の右前打を放ち、これが今季5度目の勝利打点となるなど好調だ。

 15年に「ホームランテラス」が設置されたペイペイドームでは、その怪力がより大きな武器になる。ルーキーだった昨季は交流戦がホーム開催だったため、公式戦ではまだ試合経験がない。ただ、オープン戦では、すでに博多のファンの度肝を抜いてきた。今年3月15、16日の試合でも2戦連続本塁打を放っており、計3発の敵地には「キモティ~~!」思い出しかない。

 さらに7日の相手先発・石川とも好相性だ。昨年3月5日、チームのオープン戦初戦となった試合では20年のパ・リーグ最多勝、勝率1位だった右腕から第1打席にいきなり一発。外角直球を左翼テラス席に放り込み、同じ「ももいろクローバーZ」ファン、通称「モノノフ」の右腕の舌を巻かせた。その石川からは昨季の公式戦で3打数2安打、今年のオープン戦でも二塁打とタイミングが合う。再戦へ向け「良いイメージを持っていきたいと思います」と不敵に笑うのも当然だ。

 チームは6月無敗の5連勝中で、交流戦は単独2位。球団初の交流戦優勝へ「もちろん狙っていきたいと思います」と気合をみなぎらせた。現在の主砲・柳田をはじめ、数々のレジェンド級の強打者が暴れてきた球場で、今回も猛虎の怪物が快音をとどろかせる。(山添 晴治)

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2022年6月7日のニュース