東海大札幌・渡部がノーヒットノーラン 11年ぶり史上7人目 3年までリーグ戦わずか1勝…全国で大仕事

[ 2022年6月7日 17:48 ]

全日本大学野球選手権第2日   東海大札幌2-0環太平洋大 ( 2022年6月7日    神宮 )

全日本大学野球選手権<環太平洋大・東海大札幌>力投する東海大の先発・渡部(撮影・木村 揚輔)
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 東海大札幌(札幌学生)の左腕、渡部雄大投手(4年)が、神宮で行われた1回戦の環太平洋大(中国地区大学)戦で大会史上7人目となる無安打無得点試合を達成。チームは2-0で環太平洋大を下し、2回戦に進んだ。

 2011年に近大工学部の久保田高弘が1回戦・名桜大戦で達成して以来で11年ぶりの快挙となった。

 渡部は4四死球と失策で走者を出したが、安打は許さず。8奪三振138球と力投した。

 東海大甲府出身の左腕。3年生までリーグ戦通算1勝だったが今春リーグ戦は6勝0敗と急成長した。「最後の指先の押し、股関節のはまり方…。細かいことまで意識するようにしてフォームが安定した」と進化の理由を口にしていた。今年は4年生が例年より少なく、多くが就職活動のため秋を前に部を離れる。「4年生全員がいる春に全国に行きたかった」と念願かなった大舞台で大仕事をやってのけた。

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