大谷翔平 12連敗阻止へ らしさ全開、右手一本で右前打も無念走塁死 トラウトが31打席ぶり安打

[ 2022年6月7日 10:50 ]

ア・リーグ   エンゼルスーレッドソックス ( 2022年6月6日    アナハイム )

<エンゼルス・レッドソックス>初回1死、大谷は右前打を放つ(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平外野手(27)は6日(日本時間7日)、本拠地でのレッドソックス戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で3試合連続となる右前打を放った。

 レッドソックス先発の通算66勝右腕ワカの投球をとらえた。初回、外角低めのチェンジアップを右手一本で振り抜いて右前打とした。打撃不振にあえいでいた3番・トラウトも31打席ぶりの安打となる左前打で続いた。4番・ウォルシュが鋭い当たりも一直。二塁走者で飛び出していた大谷は必死に二塁へスライディングして帰塁したが併殺となり、この回は無得点に終わった。

 大谷の次戦先発はまだ発表されていないが、試合前には壁あてのルーティン後、水原通訳を立たせたまま平地で変化球を交え15分以上も投げこみ。終了後はバットを持ち中堅後方にある室内ケージへと向かい20分ほど打ち込んだ。

 5日(日本時間6日)のフィラデルフィアでのフィリーズ戦では「2番・DH」でフル出場し、5打数1安打1得点。チームは7―9で逆転サヨナラ負けを喫して11連敗を喫した。この試合を落とすと88年の球団ワースト記録の12連敗に並ぶ。ジョー・マドン監督は「マイク(トラウト)と翔平に奮起してもらう必要がある」と期待を口にした。

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