また援護なし…楽天マー君が8回粘投も5敗目「ツキがなかった。バットに当たった後のことは分からない」

[ 2022年6月7日 21:44 ]

交流戦   楽天1―3広島 ( 2022年6月7日    楽天生命パーク )

<楽・広>5回、会沢に適時打を許して肩を落とす田中将 (撮影・白鳥 佳樹) 
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 楽天の田中将大投手(33)が7日の広島戦で8回7安打3失点(自責2)と好投したものの、今季5敗目を喫した。

 「良かったですよ。どの球種も自分の感覚で投げられた」と振り返るように、4回まで1安打無失点。0―0の5回、先頭・坂倉の右前打をきっかけに、不運な安打が続いて2点を失った。8回は味方失策も絡んで1失点。打線は1点しか奪えず、またしても援護に恵まれずに自身4連敗を喫した。

 「一番はツキがなかった。いいコースに投げようが、甘くなろうがバットに当たった後のことは分からない。抑えることも打たれることもある」

 援護点がない中で、アンラッキーな安打も多かった。自身ではコントロールできない状況が重なり「しょうがないです。(5回は)坂倉選手以外、良い当たりありました?だからといって、自分を追い詰めればいいってものではない」と強調した。

 好投が実らず、フラストレーションの溜まる登板が続いている。5月24日・阪神戦(甲子園)は6回2失点、同31日・中日戦(バンテリンドーム)は6回1失点に抑えたが、ともにチームは無得点で零敗を喫した。白星は遠いが、防御率は1・99と安定。石井監督は「常に彼は勝つチャンスをくれる。勝たせてあげることができなかったので、彼の(次の)登板の時はしっかり得点できるようにしたい」とかばった。

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2022年6月7日のニュース