阪神・大山、交流戦優勝&“本塁打王”の球団初W快挙へ さあラストスパートだ!!

[ 2022年6月7日 05:30 ]

阪神・大山
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 6月無敗で5連勝中の阪神は、7日から敵地ペイペイドームでソフトバンク戦に臨む。球団初の交流戦優勝へ、キーマンは6月5本塁打の大山悠輔内野手(27)だ。目下、交流戦トップの6本塁打を放ち、8勝4敗で2位に付けるチームをけん引。残り2カードでも球団初の交流戦“本塁打王”を獲得する勢いで背番号3の打棒が爆発すれば、チームのV字回復も現実味を帯びてくる。

 強烈な上昇気流に乗り、大山がラストスパートをかける。交流戦12試合でトップの6本塁打。持ち味を存分に発揮して打線をけん引する主砲だが、浮かれることはない。視線の先には頂点をとらえつつ、地道に歩みを進めていく構えだ。

 「一試合、一試合の積み重ねが良い結果になると思う。まずは目の前の試合をしっかり戦っていきたいと思いますし、今すごく良い流れで来ているので、継続していきたい」

 5月は月間打率・182。それが6月に入ったとたん、うそのように上向いた。5日までの5試合で打率・563、5本塁打、10打点と、まさに無双の域に入っている。交流戦トップの6本塁打に加え13打点も巨人・岡本和、ロッテ・レアードに続く3位に付ける。さらに打率・366も4位。「2冠」…いや「3冠」も夢物語ではない。球団で過去に交流戦打撃3部門トップを獲得したのは05年今岡誠が打点、08年金本知憲が打率、打点と2人しかいない。本塁打なら、球団史上初だ。

 しかも気の緩みも皆無。一戦必勝の精神で臨む残り2カードも打棒爆発が期待できる。ソフトバンク戦では昨季カード別最高の打率・364、1本塁打、2打点を誇った。続くオリックス戦でも3試合で1本塁打を放っている。今の好調に好相性を掛け合わせれば、今週も一発量産が期待できる材料がそろう。加えて8日ソフトバンク戦には登板試合で4戦連発中の西純が先発予定。かねて「たまたま純矢の時に重なっている」と話すが、ここまで続けば「たまたま」で片付けるわけにはいかない“吉兆”だ。

 大山の打棒爆発は、言うまでもなくチームの追い風になる。その急上昇に比例して5連勝中。目下8勝4敗で交流戦2位に付けており、初の優勝を視界にとらえる。矢野監督も「結果的に、交流戦も優勝という形を狙わないわけはない」と意欲を示す。当然だ。一戦必勝の積み重ねが交流戦の頂点、そしてシーズンでの巻き返しに直結するからだ。

 現在、交流戦では首位のヤクルトに1ゲーム差。リーグでも5位のDeNAに1差に肉薄する。「無双」大山のバットが、猛虎を交流戦V、そしてV字回復へと導く原動力だ。(長谷川 凡記)

 《交流戦本塁打王なら初》大山(神)は今交流戦で最多の本塁打6本をはじめ、打率・366(4位)、打点13(3位)と打撃3部門すべてで上位にランクイン。阪神選手が交流戦打撃3部門でトップになれば、初年度の05年今岡誠の打点40。08年金本知憲の打率・407と打点29の2冠に続いて14年ぶり3人目。“本塁打王”ならチームで初めてだ。

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