巨人・高橋優貴 今季2勝目ならず「自分を見つめ直して…」 1―1の5回途中に4安打1失点で降板

[ 2022年5月8日 15:27 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年5月8日    東京D )

<巨・ヤ>4回、浜田に先制適時打を許した先発の高橋(撮影・河野 光希)
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 巨人の4年目左腕、高橋優貴投手(25)がヤクルト戦(東京D)で今季2度目の先発登板。5回途中4安打1失点で降板し、今季2勝目はならなかった。

 4回に1死からオスナ、浜田の連続長短打で先制を許すも、その裏に味方打線が中島の中犠飛で同点。だが、1―1で迎えた直後の5回だった。先頭の相手先発右腕・サイスニードを四球で歩かせ、無死一塁。続く塩見の三直で併殺を取って2死走者なしとしたものの、青木には右翼フェンス直撃の二塁打を打たれた。フェンス最上部に当たり、あわや本塁打かという打球。審判団の独自判断によるリプレー検証が行われたが、判定は本塁打ではなく二塁打のまま。リプレー検証が終わると、ベンチから出てきた原辰徳監督(63)が2番手右腕・鍬原への交代を告げた。

 投球内容は4回2/3で打者20人に対して76球を投げ、4安打1失点。2三振を奪い、与えた四球は3つ、直球のMAXは144キロだった。

 2018年ドラフト1位の高橋は開幕2戦目となった3月26日の中日戦(東京D)に3番手として今季初登板したが、先頭打者をいきなり四球で歩かせるなど2/3回で打者5人に対して2四球を与え、無安打2失点(自責0)で降板。その後、登板がないまま、同31日に登録抹消となった。4月19日に再登録されると、2試合のリリーフ登板を経て5月1日の阪神戦(東京D)で今季初先発。6回途中7安打2失点と力投したが、打線の援護に恵まれず、今季2敗目を喫していた。なお、リリーフ登板だった4月20日の広島戦(東京D)で今季初勝利を挙げている。

 高橋は開幕ローテーション入りした昨季は3・4月に無傷の5勝を挙げ、自身初のセ・リーグ月間MVPを獲得するなどチーム最多の11勝を挙げている。

 ▼高橋 先発の役割を果たすことができずに悔しいです。自分を見つめ直してしっかりとした投球ができるように準備したい。

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