ヤクルト 山崎が9回に巨人守護神・大勢撃ち逆転の3連勝!首位守った木沢プロ初勝利

[ 2022年5月8日 17:14 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―3巨人 ( 2022年5月8日    東京D )

<巨・ヤ>9回、逆転2点適時二塁打を放つ山崎晃。投手・大勢(撮影・河野 光希)
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 ヤクルトは山崎晃大朗外野手(28)が2―3の9回に巨人の若き守護神・大勢から逆転の2点適時打を放ち、巨人との首位攻防3連戦3連勝を決め首位をガッチリとキープした。。4番手で登板した木沢がプロ初勝利となった。

 7回に青木の代走で出場した山崎が決めた。1点を追う9回。先頭の内山の代打・川端が投ゴロに倒れ1アウト。高津監督は続く木沢にも代打を告げる。その代打・中村が大勢の156キロ直球を叩き左翼線二塁打。二塁ベース上でグラウンドを叩きチームを鼓舞した。続く塩見も執念の内野安打とし1死一、二塁に。ここでこの日最初の打席に立った山崎が大勢の初球155キロ直球を狙いすましたように短く持ったバットで叩くと打球は左翼手・立岡のグラブをはじきフェンスに当たり安打に。この間に一走・塩見が逆転のホームイン。山崎も二塁ベース上でガッツポーズを見せた。

 先制したのはヤクルトだった。0―0で迎えた4回。2試合連続満塁本塁打を放っている先頭の村上は遊ゴロに倒れたが、続くオスナが三塁線を破る二塁打で出塁。1死二塁で打席に立った浜田は、相手先発の高橋の2球目スクリューボールをうまく中前にはじき返し、先制点を叩き出した。

 先発のサイスニードは5回まで中島の犠飛による1点でしのぐ粘りのピッチングを見せていたが6回に突如崩れた。先頭の2番・丸を四球で出塁させると、続くウォーカーに6球目の149キロ直球を完璧に捉えられ勝ち越しの7号2ランを左翼席に叩き込まれた。その後、岡本に死球、ポランコに右前打を打たれたところでコールと交代。6回は1死も奪うことができずに5回0/3を81球6安打3失点でマウンドを降りた。

 7回に逆転のチャンスが訪れた。巨人はこの回から3番手・今村がマウンドに。先頭の内山は空振り三振に倒れたが、続く代打・宮本が死球、塩見と青木が四球を選び1死満塁。ここでマウンドには今村に代わりデラロサが上がった。ここから山田の右犠飛で1点は返したものの、続く4番・村上がデラロサの6球目134キロのスライダーを空振り三振。3四死球による1死満塁のチャンスで1点どまりだった。しかし、9回に巨人のルーキー守護神・大勢に初めて土をつける逆転劇で同一カード3連勝を決めた。

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