選抜8強の金光大阪が7回コールド負け 大商大堺のエース左腕・武田が0封

[ 2022年5月8日 15:24 ]

令和4年度春季近畿地区高校野球大会大阪府予選 5回戦   大商大堺8―0金光大阪 ( 2022年5月8日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<金光大阪・大商大堺>7回コールドで完封した大商大堺・武田桜雅
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 今春選抜で春夏通じ甲子園初勝利を挙げるなど8強入りした金光大阪が府16強でコールド負けを喫した。

 選抜後初先発のエース右腕・古川温生(3年)は立ち上がりからスライダーを狙われて初回、2回に1失点ずつ。5回には3連打などで3点を奪われ、5回5失点と不本意な結果に終わった。「流れだけでは抑えられない、大阪のレベルの高さを思い知らされました。夏を迎える前にダメな部分をさらけ出せた」と努めて前を向いた。

 大商大堺にとっては会心のゲーム。選抜中に今大会の組み合わせが決まり、コーチ陣が甲子園にも足を運んで金光大阪を徹底研究。古川の得意球のスライダーをことごとくはじき返した。今秋ドラフト候補のエース左腕・武田桜雅(3年)も7回3安打で完封。「野手に流れを作ってもらったので、最高の投球ができた。夏には大阪桐蔭に勝って甲子園に出たいので、チームの力を試す春にしたい」とさらに上を目指す。

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2022年5月8日のニュース