大谷翔平 “バット蘇生”で2試合ぶり安打!4の1でチームは敗戦 次回登板は12日

[ 2022年5月8日 13:08 ]

インターリーグ ( 2022年5月7日    エンゼルス3―7ナショナルズ )

<エンゼルス・ナショナルズ>7回2死一塁、左前打を放つ大谷(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は7日(日本時間8日)、本拠地エンゼルススタジアムでのナショナルズ戦に「3番・DH」で先発出場。“バット蘇生”して2試合8打席ぶりの安打を放つなど4打数1安打だった。チームは3―7で敗れ、連勝は3でストップした。

 初回1死一塁の第1打席はナ軍先発右腕グレイの前に中飛、4回無死の第2打席は左飛。ベンチでバットに両手を当てて心肺を蘇生するような動作を見せて臨んだ5回2死二塁の第3打席は左飛だったが、続く7回2死一塁の第4打席で右腕ラミレスの初球外角ツーシームを逆らわずに左前にはじき返した。

 大谷のバット蘇生は、4月12日(同13日)のマーリンズ戦でも見られ、MLB公式サイトでは「大谷には複数の才能がある。彼は打って、投げて、走るが、彼の最も新しい才能はこれまでで最も印象的かもしれない。無生物の対象物に、心肺蘇生法を試みているのだから」「(バッティングの)状態を良くするために、バットに新たな命を吹き込む必要があったのかもしれない」などとジョークを交えて紹介している。

 試合前には、ジョー・マドン監督が、大谷の次回先発は11日(同12日)のレイズ戦になると発表。ローテーション通り中5日での登板になる。大谷は試合前にキャッチボールなどで調整。レイズ戦は過去2試合に先発し、1勝0敗、防御率1.42の成績が残っている。

 これで大谷の通算打席成績は28試合で112打数26安打で打率・234、14打点、4本塁打、4盗塁となった。

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