二刀流“ネオタニ”誕生は? 中日・立浪監督、今後の根尾に「基本ショート」も「2軍にいるので任せます」

[ 2022年5月8日 18:17 ]

ウエスタン・リーグ   中日10-5阪神 ( 2022年5月8日    甲子園 )

<ウエスタン 神・中>9回、マウンドにあがる根尾(撮影・平嶋 理子) 
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 中日・根尾昂内野手(22)が甲子園のマウンドに降り立った。「2番・遊撃」で出場した阪神との2軍戦で、6点リードの9回に5番手として登板。最速150キロをマークし、スライダーも投げるなど、2死を奪い1失点で降板した。

 以下、1軍の阪神戦後の立浪監督と一問一答。

 ―根尾がファームで投げた
 「見ていないんでなんとも言えないが、150キロぐらい投げたと聞きました。ずっと上でも投げさそうということはあったんですが、もう一回、内野に再チャレンジということで、上では投げられなかったんですけどね。まあ、気分転換で投げさせたと思います」

 ―予定通りの登板だった?
 「2軍監督もどこかで一回、投げさせるといっていましたので。練習もしたから、ぜひと。それがきょうだったということ」

 ―今後もあるのか
 「まあ、今2軍にいるので任せます」

 ―1軍にきてもあるのか
 「上に上がったときはショートに挑戦しているわけですから、基本はショートでいきますけど」

 ―投げることでのメリット
 「本人は投球をすることによって、リフレッシュの意味も兼ねて、打つ方にもと言っていましたけど。あくまでも今はショートをメインでやらせていますから、きょうは一回、投げさせてみようと言うところだと思います」

 ―二刀流はあるのか
 「二刀流というのは投手も良くて打者も良くて、ですからね。中途半端にならないようにやっていきたいと思います。あくまでリフレッシュ?そうです」

 ―投手で結果が出れば転向もあるのか?
 「頑張って、打つ方がダメなら将来的に可能性はあるかもしれませんし。ただ、今はそんなこと考えずに、しっかり野手として日々、打撃をやってもらえば良いかなと思います」

 大阪桐蔭では甲子園で春夏連続で胴上げ投手にもなった根尾は、今回の春季キャンプ中に投手出身の石川昂、岡林らとブルペン投球を行っている。また、4月2日の1軍・広島戦では、ブルペンでキャッチボールを行い、登板の可能性に備えたことがあった。その試合は延長12回に、ベンチ入り投手9人をすべて使い切ったためで、立浪監督は「もしもアクシデントがあった時のために準備をさせました」と有事に備えたことを説明していた。

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