西武・中村 ミスターに並んだ通算444号、雲の上の存在に「並べて凄くうれしい」

[ 2022年5月8日 05:30 ]

パ・リーグ   西武2―3日本ハム ( 2022年5月7日    ベルーナD )

<西・日>4回、ソロを放つ西武・中村(撮影・尾崎 有希)
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 西武・中村が通算444号本塁打となる2号ソロを放った。歴代14位タイとなり、巨人・長嶋茂雄(現終身名誉監督)に並んだ。1―0の4回に上沢の直球を中堅左に運び「誰もが知っている“ミスタープロ野球”と呼ばれている方の本塁打数に並べたのは凄くうれしい」と喜んだ。

 中村は、長嶋氏が現役を引退した9年後の83年に生まれた。同じ「4番・三塁」の強打者だが「僕、そんな年取ってないです(笑い)」と現役時代を知らない。監督としてのイメージが強いものの、自身のプロ入りは長嶋氏が指揮官を退任した翌年の02年。「会ったことは…あると思います」と考え込むほどの雲の上の存在である。

 ヘルメットを脱げば白髪も目立つが、試合前にベンチ内が電光掲示板に映されると若手とポーズを取って和やかな雰囲気をつくる。打率1割台と開幕から苦しむ中、復調の気配。「もうちょっと打てるように頑張ります」。通算500本塁打の大台を目指す。(神田 佑)

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