巨人 大勢打たれた!プロ初黒星 首位攻防戦に3連敗、トータル4連敗で3位に転落

[ 2022年5月8日 17:12 ]

セ・リーグ   巨人3―4ヤクルト ( 2022年5月8日    東京D )

<巨・ヤ>9回、山崎晃に逆転2点適時二塁打を許し、ガックリの大勢(撮影・河野 光希)
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 巨人はドラフト1位守護神の大勢が9回に2失点して逆転を許し、ヤクルトとの首位攻防3連戦で3連敗。トータルで今季ワーストタイの4連敗を喫し、前日首位の座を明け渡したヤクルトに1・5ゲーム差をつけられ、広島に抜かれて3位に後退した。ゴールデンウィーク中は1勝8敗。最大11あった貯金は4となっている。

 3―2で迎えた9回だった。ここまで両リーグ単独トップの12セーブを挙げている大勢が5番手としてマウンドへ。だが、1死から代打・中村に左翼線二塁打を打たれると、続く塩見の打球は打ち取った当たりながら三遊間深くに転がり、俊足の塩見は内野安打に。この1死一、二塁で打席には代走として途中出場していた山崎が入った。だが、初球の155キロ直球を左中間に弾き返されて一気に走者2人が本塁生還。勝ち越しを許し、これが決勝点となった。

 巨人は1―1で迎えた6回、先頭の丸がセーフティーバントの構えも見せて揺さぶり、相手先発右腕・サイスニードから四球を選んで出塁。続く新助っ人のウォーカーが7戦4発となる7号2ランを左翼スタンドへ放って一度は勝ち越した。

 投げては5回2死二塁で降板した先発左腕・高橋をリリーフした2番手右腕・鍬原が2年ぶりとなる打席にも入って6回も続投し、1回1/3を無安打無失点に抑える好投。7回には3番手左腕・今村が1死から死球と2連続四球で満塁のピンチを招いたが、ここで登板した4番手右腕・デラロサが山田の右犠飛による1点のみにしのいだ。デラロサはその裏には来日4年目で初となる打席にも入って8回も続投し、3人でピシャリ。だが、大勢が1点差を守れず。大勢は15試合目の登板でプロ初黒星を喫している。

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