ヤクルト 20年ドラフト1位の2年目・木沢がプロ初勝利 シュート武器に1回無失点「野手の方に感謝」

[ 2022年5月8日 20:25 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―3巨人 ( 2022年5月8日    東京ドーム )

<巨・ヤ>プロ初勝利の木沢(左)は高津監督と笑顔で1勝のポーズ(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの2年目・木沢がうれしいプロ初勝利を挙げた。

 2―3の8回に4番手で登板。先頭・岡本和を152キロのシュートで遊ゴロに斬ると、ポランコも152キロ、湯浅は151キロといずれも威力満点のシュートで全て内野ゴロに抑えた。

 直後に打線が逆転。うれしいプロ初勝利を手にし「野手の方に感謝したい」と笑った。

 右打者の内角へ鋭く食い込む球筋が特徴。慶大からドラフト1位で入団した昨季は、きれいな回転の直球を投げることを目指したが、2軍で打ち込まれ続けて1軍デビューすらできなかった。

 このボールをシュートとして磨き、制球も球威も安定した。「昨年仕事ができなかった分、ここからチームに貢献したい」とさらなる飛躍を誓った。

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2022年5月8日のニュース