ヤクルト セ連覇へ優勝確率は100% 25年ぶり5度目の東京ドーム巨人戦3連勝

[ 2022年5月8日 19:40 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―3巨人 ( 2022年5月8日    東京D )

<巨・ヤ>9回、山崎の適時二塁打で生還した中村を迎える村上らヤクルトナイン (撮影・白鳥 佳樹)
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 ヤクルトは山崎晃大朗外野手(28)が2―3の9回に巨人の若き守護神・大勢から逆転の2点適時打を放ち、巨人との首位攻防3連戦3連勝を決め首位をガッチリとキープした。4番手で登板した木沢がプロ初勝利となった。

 ヤクルトが首位を守り、巨人が3位に転落したゴールデンウィーク最後の一戦。1点を追う9回に山崎がここまで12セーブを挙げている難攻不落の巨人守護神・大勢から逆転の決勝二塁打を放ちカード3連勝を決めた。

 過去にヤクルトが敵地・東京ドームで巨人に3連勝したのは、ともに野村政権の92年5月1~3日、7月24~26日と97年6月3~5日、9月13~15日の4度。今回は25年ぶり5度目となった。過去4度の92年と97年はともにヤクルトがリーグ制覇を成し遂げた。まだシーズンの3分の1も消化していない状況ではあるが、データ上ではヤクルトのセ・リーグ優勝確率は100%となるがどうか。

 殊勲打の山崎は「ジャイアンツに3連勝できたのは大きいと思うので、また神宮に帰って一つ一つ試合に勝っていけばチームもさらに上向いていけると思うので頑張っていきたい」と語った。前年最下位からペナントを制し、一気に20年ぶりとなる日本一まで駆け上がったヤクルトのセ・リーグ連覇への本当の戦いはここからだ。

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