阪神、支配下復帰後初登板の才木 4回まで完全投球も5回に4失策絡んで6失点

[ 2022年5月8日 14:21 ]

ウエスタン・リーグ   阪神-中日 ( 2022年5月8日    甲子園 )

<ウエスタン 神・中>阪神先発・才木(撮影・平嶋 理子) 
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 支配下登録復帰後初の登板となった阪神・才木は4回まで完全投球も、5回に一挙4失策が重なって暗転した。

 序盤は最速151キロの直球に、切れ味鋭いフォークが冴え渡った。初回を3者連続三振でスタートするなど、4回までは6三振を奪ってのパーフェクト投球。だが5回に四球と安打で無死一、二塁とされ、石岡の打球を遊撃・小幡がファンブル。無死満塁とされ、滝野に150キロ直球をレフト前に運ばれ1点を失った。

 さらに続く満塁で大野奨を三塁線への弱いゴロに打ち取るも、片手で捕球を試みた三塁・遠藤が後逸し、さらにカバーした小幡もファンブル。ダブルエラーで一気に2者が生還した。悪い流れは止まらず、1死二、三塁では三好の一ゴロをさばいたマルテの本塁送球を捕手・藤田が捕球できず。このイニング4つめの失策で4点目が入り、さらに続く根尾の投手強襲の適時打も飛びだすなどこの回一気に6点を奪われた。

 それでも続投した6回は2三振を奪うなど3者凡退に抑え、6回4安打6失点(自責点1)で降板となった。4日に支配下登録復帰が発表されてから初登板。取り戻した背番号35での最初の登板で、確かな収穫と課題が浮かび上がった。

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2022年5月8日のニュース