【阪神・平田2軍監督語録】1イニング4失策に「びっくりした。話にならんわね」

[ 2022年5月8日 17:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神5-10中日 ( 2022年5月8日    甲子園 )

<ウエスタン 神・中>ファンに挨拶を終えた平田2軍監督(撮影・平嶋 理子) 
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 阪神2軍は8日、ウエスタン・中日戦で才木が先発するも、味方の失策が響き6回6失点で降板、チームは連勝とはならなかった。打線では1軍復帰を目指すマルテに長打が出て、順調な回復ぶりを示した。

 以下は試合後の平田監督一問一答。

 ――才木が支配下登録後初登板。4回までは完全も5回に4失策絡んで6失点。

 「4回までは抜群やったね。まあ、5回、味方のエラーが絡んだとはいえ、やっぱり踏ん張りどころでもう一つ単調になったところはあるよね。その辺が味方のエラーなんだけど、そういうところでの調子良かっただけに落とし穴。そういう時に限って、ミスが出た時とかにねじ伏せようじゃないけどそういうところがちょっと反省。フォークかなんか使えば三振取れたのに、もったいないところがあったけど、そこはクリアしていけばいいことで、素晴らしいピッチングを四回まではしていたので、あの回だけだ。そこのミスが出た時に粘り強くなんとか最少得点っちゅうかね。そこだけやな」

 ――1イニング4失策。

 「びっくりしたって。そりゃ(2失策の)小幡とか2軍に落ちてくるのは当たり前っちゅうか。こんなんあんなんエラーしてたんじゃ話にならんわね」

 ――ダブルエラーが起きた。

 「蹴った。サッカー部かと思ったよ。蹴ったでしょ最後。遠藤がエラーした後に、(小幡が)バタバタしちゃってるもん。何をバタバタしてんねんって。一軍も経験してさ、試合も出てる奴が、何をバタバタしてんのよって言いたくならない?浮き足立ってるよ。しっかりファームで鍛え直さないと。一軍に試合なんか出れないでしょ」

 ――エラーの回が終わった後ベンチ前で円陣。

 「田中(2軍内野守備走塁)コーチがそりゃぶち切れるでしょ。ブチギレなかったら守備コーチクビじゃん。頭にくると思うよ守備コーチ。1イニングに4つのエラーなんでそんなん、記録作ろうとしてるのかなと思ったよ。1イニング最多失策の。ましてや甲子園でお客さん入ってるところで、遠藤なんか3本打ったなんて喜んでたらとんでもない話よ。小幡遠藤で負けただけの話で。そうでしょ。その辺を勘違い。今の子はすぐホームラン打った何安打打ったとかさ、そういうことが出るけど、今日なんか典型だよ。肝に銘じないと。今ノックしてるけど。そんなもん、そんな甘い世界じゃないよ」

 ――マルテに長打が出た。

 「マルちゃんはバッティングの内容も素晴らしいな。最初のレフトフライとか神宮なら入ってるでしょ。体調面でも問題ないし七回まで守りたいっていうことで。六回で終わるか言うたけど七回まで守りたいちゅうことで」

 ――1軍に推薦できる。

 「体調面では問題ない。あとは1軍のニーズがあるかどうかだけ」

 ――連投テストの及川は1死も奪えず4安打2四球。

 「ガクッときたね。スピードがね、やっぱり昨日までの勢いやコントロールがそうはいかんよね。でも連投テストはクリアしたので、これからもそういう間を開けて1イニングを勢いだけでバーッといってたのが、2日続けてなると2日目にガクンと球のキレやスピードが落ちたというところで、それはそういかんよ。何ヶ月も脇腹やってたので、それは折り込み済みだから。これででも故障者リストから外れて連投したり、これからがやっとゲームに対してのスタミナとかをつけていかないといけないということかな」

 ――ケラーが無失点。

 「今日はフォークしたり、クイックも途中で大きい声でダメダメ、スライドステップの練習をしろということで、最後はクイックで三振とったやん。そういう練習を撃たれても別にいいからそういう練習をさしたらできるねん。だからクイックとかのいい練習ができたんじゃない」

 ――根尾が登板。

 「やっぱり打つんだね。148とか50出てたのを打つんやな、やっぱり。3者凡退かなと思ったらさ、中川なんかパーンと高寺も含めてだけど、やっぱりそうはいかんのよね。これで3者凡退やったらエラー4つになるわ、根尾に押されられるわ思ったけどそれはそれだけでもあれじゃない?」

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