楽天が逆転勝ちで10連勝！延長10回に決勝弾の島内は「お母さんのために打ちました」

パ・リーグ   オリックス1―2楽天 （ 2022年5月8日    京セラドーム ）

＜オ・楽＞10連勝にシャイな笑顔で1と0マークを作る島内（撮影・井垣　忠夫）
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　楽天が延長10回の末にオリックスに勝利し、球団記録を更新する10連勝を飾った。

　先発・則本が2回に頓宮に先制ソロを浴びたが、直後の3回に打線が1点を奪い返して1―1の同点に。則本は7回1失点と好投したが、打線も追加点を奪えないまま延長戦に突入した。

　勝負を決めたのは、昨季の打点王だった。10回2死走者なし。島内が初球の内角寄りの146キロの直球を豪快に右翼席に叩き込んだ。値千金の2号ソロで勝ち越しに成功すると、最後は守護神・松井裕が三者凡退で締めくくり、逆転勝ちでチームの連勝を10に伸ばした。

　5月8日は母の日で、島内はピンク色の打撃手袋を着用してプレーした。「お母さんのために打ちました！」。母・裕子さんへの感謝の思いを込めた決勝弾は、これ以上ない恩返しになった。