プロ初完投初完封のソフトバンク・大関 ポーカーフェースでも指先に闘魂注入

[ 2022年5月8日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク16-0ロッテ ( 2022年5月7日    京セラD )

<ロ・ソ>初完投初完封勝利の大関(撮影・長久保 豊)
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 【記者フリートーク】マウンドではポーカーフェースな大関だがハートは熱い。昨年オープン戦まで1軍に同行したが、開幕前の支配下登録は逃した。その要因を「魂が足りない」と分析したことがあった。

 理想に掲げたのは斉藤和巳(元ソフトバンク)やダルビッシュ(現パドレス)の闘志を前面に押し出す姿。自身は心をコントロールするため表情は崩さないが、「負けたくないという気持ちを込めることが何より大事」と指先に闘魂を注入している。自信を持って投げるためにキャッチボールの一球、ダッシュ一本から全力で取り組んできた。

 「楽して上にいけることはない。一生懸命やることの積み重ねが一番大切」。努力が報われた必然の完封劇だった。(ソフトバンク担当・福井 亮太)

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2022年5月8日のニュース