元楽天の川本良平氏 白井球審がロッテ・朗希に詰め寄る場面に「初めてあんな態度の審判みたわ」

[ 2022年4月24日 21:40 ]

パ・リーグ   ロッテ6―3オリックス ( 2022年4月24日    京セラドーム )

<オ・ロ>2回2死一塁、杉本に二盗を許し、苦笑いの佐々木朗(撮影・北條 貴史)
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 ヤクルト、ロッテ、楽天で活躍した元プロ野球選手の川本良平氏(39)が24日、自身のツイッターを更新。この日のロッテ戦の2回、ボール判定を巡り白井一行球審(44)がマウンド上の佐々木朗に詰め寄った場面について「現役生活もいれて初めてあんな態度の審判みたわ」とつづった。

 問題のシーンは3-0の2回2死一塁の場面。先発・佐々木朗がカウント0-2から安達に投じた外角低め158キロ直球はボール判定となり、結果的に一走・杉本の二盗を許した。その後、本塁側に向き直った右腕は苦笑いを浮かべて数歩、本塁方向へ歩いた。

 公認野球規則8.02(a)審判員の裁定によれば、「打球がフェアかファウルか、投球がストライクかボールか、あるいは走者がアウトかセーフかという裁定に限らず、審判員の判断に基づく裁定は最終のものであるから、プレーヤー、監督、コーチまたは控えのプレーヤーが、その裁定に対して、異議を唱えることは許されない」とある。さらに「原注」として「ボール、ストライクの判定について異議を唱えるためにプレーヤーが守備位置または塁を離れたり、監督またはコーチがベンチまたはコーチスボックスを離れることは許されない。もし、宣告に異議を唱えるために本塁に向かってスタートすれば、警告が発せられる。警告にもかかわらず本塁に近づけば、試合から除かれる」とつづられている。

 川本氏は「まぁ…ストライクだろうなぁ それにしても自分から詰め寄っていくって何考えてんだろ?自分で勝手にボールがくるんだろうなぁって思ってただけなんだろうに… 本当ナイスボールだよ!」とつづった後、「もう一つ言うと、審判に向かってマウンドを降りてるわけではなく、捕手からボールをもらおうと歩いてただけで、盗塁があったから捕手が持ってない事に気づいて、『あっセカンドだった』ってなってただけだし」と解説。「それにしても、現役生活もいれて初めてあんな態度の審判みたわ」と続けた。

 川本氏は崇徳高から亜大を経て、04年ドラフト4位でヤクルトに入団。13年にトレードでロッテに移籍したが15年に戦力外通告を受けて、楽天にテスト入団し、同年限りで引退した。通算成績は345試合出場、147安打 79打点、打率.207、19本塁打。

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