ロッテ・佐々木朗 主審の注意も… 後味の悪さ残す3勝目 5回6安打2失点「次は0で抑えられるように」

[ 2022年4月24日 16:53 ]

パ・リーグ   ロッテ6ー2オリックス ( 2022年4月24日    京セラD )

ロッテ・佐々木朗希
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が24日のオリックス戦(京セラD)に先発。5回6安打2失点で今季3勝目を手にした。直球は自己最速タイの164キロを計測したが、制球力に欠き、5与四死球で奪三振は4だった。

 我慢のマウンドだった。初回、先頭の福田に右前打を許して連続イニング無安打は17で、連続打者凡退記録は52でストップ。この回は3安打を許しながらも味方の好守もあり、無失点でしのいだが、3-0の5回、無死満塁から投ゴロ併殺打の間に23イニングぶりの失点を喫するなど2失点。この回限りでマウンドを降りた。

 3回以外はすべての回で得点圏に走者を背負う苦しい投球。それでも先発投手としての責任投球回数はまっとうした。佐々木朗は「自分で苦しい展開にしてしまいましたが、コントロールが悪い中どうにか逆転は許さず5回まで投げ切れた。次は0で抑えられるように頑張ります」とコメントした。

 2回2死一塁、カウント0-2から安達に投じた外角低め158キロ直球がボール判定を受け、一走・杉本の二盗を許した。その後、本塁側に向き直った佐々木朗は苦笑いを浮かべて数歩、マウンドを降りた。この態度が判定への不満に見えたのか、直後に白井球審が言葉を発しながら詰め寄るようにマウンドに向かった。捕手の松川が間に入り、井口監督もベンチから球審の元へ。球場内のみならず、ネット上も騒然とさせるシーンもあった。投球内容も、投球以外の部分でも後味の悪さが残る勝利となった。

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