オリ吉田正、朗希から2安打「2握りぐらい短く持って」対策実って前回3三振のリベンジ

[ 2022年4月24日 18:07 ]

パ・リーグ   オリックス3-6ロッテ ( 2022年4月24日    京セラD )

<オ・ロ>初回 1死一、二塁 佐々木朗から左前打を放つ吉田正(撮影・成瀬 徹) 
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 オリックスの主砲・吉田正が佐々木朗から適時打を含む2安打。完全試合を許した前回10日の対戦では3三振を喫したが、見事にリベンジを果たした。

 「打撃コーチから(バットを)2握りぐらい短く持っていこうっていうところで、皆が徹底して、そこをやっていった」

 初回1死一、二塁、2球で追い込まれながらも158キロの外角直球を左前に運んだ。左翼手・高部の好返球で二塁走者の福田が本塁憤死となり得点こそ奪えなかったが、初回から攻め立てた。

 4回の第2打席は四球を選ぶと、5回2死三塁では159キロの直球を振り抜き、左中間を割る適時二塁打。今季、佐々木朗から1試合2安打を打ったのは、パ5球団で吉田正が初めてと球界屈指のスラッガーが意地を見せた。

 それでも「やっぱ150キロ後半っていうのは自分が思っている以上にもう1個、早く出していかないと追いつかないって感じました」と佐々木朗の速球への対応の難しさを口にした。

 さらに、自身は右腕相手に全3打席出塁したものの打線全体は2得点にとどまり、3勝目を許す結果に。「負けを付けられなかったので、もう一押しということで、揺さぶっていかないとああいう投手は攻略できない」と悔しさもにじませた。

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2022年4月24日のニュース