阪神・矢野監督、4戦ぶり先発糸原に「健斗も『崖っぷち、崖っぷち』って自分で言いながら…」

[ 2022年4月24日 22:46 ]

セ・リーグ   阪神11-3ヤクルト ( 2022年4月24日    神宮 )

<D・神>ヤクルトに勝利し、ファンの声援に応える矢野監督 (撮影・平嶋 理子)
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 阪神は今季最多となる11得点でヤクルトを下した。初回に佐藤輝、中野の同期コンビによるアベック弾が飛び出すなど、終始主導権を握った。

 以下、矢野監督の一問一答。

 ―─16安打、11得点。ようやく打線が本領を

 「うんうん。初回にホームラン2本出たし。昨日(23日)、初回に点を取れなかった中で、流れを持ってこれたっていうのがやっぱり、大きかったと思う。当たり前だけど、先発が崩れればね、勝ちパターンのピッチャーじゃなければ、こちらが有利にもなるので。そういうところになったのは、もちろん初回(に要因がある)かなと思うけど」

 ―─佐藤輝が先制弾

「一振りで完璧な感じやったし。このヤクルト戦から状態ちょっと上がった感じあるんで。バッティング練習の内容もまた、ちょっといいしね。まぁすべての内容がしっかりしているし。このまま成長して頼もしくなってくれればいいかなって思うけど」

 ―─中野も4打点に本塁打

「まあ、あいつホームラン(通算)2本ともここやったと思うし。ホームラン数多く打つバッターじゃないけど、ああいうところから、自分で乗って行って。やっぱりホームランだけで終わらずに、2本、3本と打てたっていうのは拓夢にとって必要なことと思うし。守備も今日はショートゴロが結構多かったし、まあ足に当たったりもあったけど、拓夢らしさっていうのはしっかり出してくれたんで。ああいう引っ張った後にレフトに打ったりとか、内容もすごく良かったので。まあまあ、若いヤツもね、どんどん引っ張って行ってくれたらというところでは、輝と拓夢が引っ張っていってくれたかなというね、そういう試合やったなと思うけど」

 ―─小幡にもプロ初ホームランが出たが、悩みを抜けてほしい

 「うん。いろんな人も気づいたことを言ってくれているし、俺も気づいたことを言ってるし。そういうのが何かのきっかけになってくれればうれしいし、まあね、(小幡)竜平だって現状ホームランをバンバン打つバッターじゃないけど。まあでもプロで初めてホームラン打つっていうのはすごくうれしいことやと思うし。まあ、何て言うのかな…打つ方でアピールして行ければもっともっとスタメンで試合に使っていけるような素材だと思うんでね。守りをおろそかにはもちろんしてほしくないし、まだまだ守りも成長せなアカンねんけど。打つっていうのは自分も楽しいし、そういうところで打つことにもどん欲に、さらに行ってくれたらと思います」

 ―─2番には糸原を入れていい働きだった

 「そうやね、健斗も『崖っぷち、崖っぷち』って自分で言いながら、やっぱりそういう気持ちも持ちながらね。必死さも、健斗らしさも出ていたし。まあ、そういうのが本来ある選手なんで。しぶとさとか、必死な姿とか、そういうのは結果にもつながっているのかなと思います」

 ―─ガンケルは球数というか内容を見ての交代か

 「ちょっとこう、重そうな感じにも見えたし、投げてない投手もけっこういたし。そういうところでは早めにいってもいいんじゃないかなと思っていきました」

 ―─メダルをかけていた

 「いやもう、それで多少でもムードが上がるなら俺もやりたいし。まさか3回もできると思ってなかったけど。火曜からもね、甲子園に帰るので、そんなにホームラン、バンバンってないけど、そんなことがあればうれしいし。竜平の初めてのホームランで、そういうことできたというのも俺の中でも記憶に残っていくと思うので。どんどん、ナンボでもやります」

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