早大の「孝行息子」加藤孝太郎 リーグ戦初勝利&初完投チームも今季初白星

[ 2022年4月24日 13:20 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第3週第2日 2回戦   早大2―1明大 ( 2022年4月24日    神宮 )

東京六大学野球<早大・明大>力投する早大の先発・加藤(撮影・木村 揚輔)
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 早大・加藤孝太郎(3年、下妻一)が両足をつりながらリーグ戦初完投初勝利で、チームの今季初白星に貢献した。7回に失策絡みで1点を失うと、9回2死一、二塁から左前打されたが、左翼・松木大芽(4年、金沢泉丘)の好返球でゲームセット。辛くも逃げ切った。

 「7回途中から足がつり始めたけど、ここまで来たら完投したかった。低めへのコントロールを意識した」。加藤が6安打107球の投球を振り返った。

 小宮山悟監督も3年星右腕の奮投に目を細めた。「(チームが)1つ勝つのに四苦八苦したけど…。加藤はよく投げてくれた。続投を志願したから(捕手の)印出に“球来てるか”と何度も聞きました。本当なら心を鬼にして代えないといけないけど、オレも優しくなったな」とジョーク交りに称えた。

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2022年4月24日のニュース