巨人ドラ3赤星 プロ最短の3回途中、プロ最多6失点でKO 5点リード守れず

[ 2022年4月24日 15:33 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年4月24日    バンテリンD )

<中・巨>力投する先発の赤星(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 巨人のドラフト3位右腕、赤星優志投手(22=日大)が中日戦(バンテリンD)でプロ5度目の先発登板。3回途中7安打6失点でKOされた。3回途中降板はプロ最短で、6失点はプロ最多。打線の大量援護をもらいながら悔しいマウンドとなった。

 赤星は3日の阪神戦(東京D)で7回4安打2失点と好投し、セ・リーグ新人一番乗りとなるプロ初勝利。17日の阪神戦(甲子園)でも7回途中4安打1失点と好投してプロ2勝目をマークした。試合前まで4試合を投げ、防御率1・69と安定した投球を披露していたが、初回、大島の二塁打とA・マルティネスへの四球で1死一、二塁としてからビシエドに左前適時打されてまずは先制を許した。

 それでも味方打線が直後の2回に5安打を集中して一挙4点を挙げ、あっという間に逆転。3回にはウォーカーに3号2ランも飛び出して6―1と5点リードをもらった。だが、直後の3回だった。A・マルティネスの二塁打と阿部へのストレートの四球、木下の安打などで1死満塁のピンチを招き、石川昂に右中間への走者一掃となる三塁打を許して2点差に。さらに続く京田にも2者連続となる左中間三塁打を打たれて1点差にされると、ここで降板となった。

 2番手として昨季チーム勝ち頭の左腕・高橋が登板したが、代打・岡林に二塁強襲安打を打たれて同点。赤星の失点は6となった。投球内容は2回1/3で打者17人に対して58球を投げ、7安打6失点。奪三振はなく、与えた四球は4つ、直球のMAXは147キロだった。

 ▼赤星 味方が大量得点をしてくれたのに、それを守れず申し訳ない気持ちです。チームが勝てるようにベンチでしっかり声を出して応援します。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月24日のニュース