ロッテ・井口監督 今季最短降板も朗希を評価 5回6安打2失点で3勝目に「今日は精神的にアレ」

[ 2022年4月24日 18:00 ]

パ・リーグ   ロッテ6ー3オリックス ( 2022年4月24日    京セラD )

<オ・ロ>2回、佐々木朗に詰め寄った白井球審(左)と言葉をかわす井口監督(撮影・北條 貴史)
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 ロッテ・井口資仁監督(47)は5回6安打2失点で3勝目をマークした佐々木朗を「しっかりと5回ですけど、試合はつくってくれました」と評価した。

 佐々木朗は初回、先頭の福田に右前打を許し、連続イニング無安打は17、連続打者凡退記録は52でストップ。3-0の5回、無死満塁から投ゴロ併殺打の間に23イニングぶりの失点を喫した。直球は自己最速タイの164キロを計測したが、5四死球で奪三振は4。“不調”の原因を指揮官は「今日は球数がちょっと増えてしまいましたけど、いろんな判定も含めて、だいぶイライラして投げていたみたいですけど」と精神面を理由に挙げた。

 佐々木朗は2回2死一塁、カウント0-2から安達に投じた外角低め158キロ直球がボール判定を受け、結果的に一走・杉本の二盗を許した。その後、本塁側に向き直ると苦笑いを浮かべて数歩、本塁方向へ。この態度が判定への不満に見えたのか、直後に白井球審が言葉を発しながら詰め寄るようにマウンドに向かった。捕手の松川が間に入り、井口監督もベンチから球審の元へ。球場内のみならず、ネット上も騒然とさせるシーンもあった。

 今季最短での降板。シーズンでの疲労度について問われた指揮官は「今日はバランスもあったし、精神的にアレだったんじゃないですか?」と話した。次回登板については25日以降の様子を見て判断するとした。

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