日本ハム伊藤大海「我々は無感情のピッチングマシーンではない」と独り言投稿 16日には“土下座”謝罪

[ 2022年4月24日 22:10 ]

日本ハム・伊藤大海
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 日本ハム・伊藤大海投手(24)が24日、自身のツイッターを更新。「独り言です」とした上で「我々は 無感情のピッチングマシーンではない」と投稿した。このツイートでは言及されていないが、この日のオリックス―ロッテ戦では完全投球を続けていた佐々木朗希投手(20)が先発。2回にボール判定を巡り白井一行球審(44)がマウンド上の佐々木朗に詰め寄る場面があった。

 伊藤は24日夜にツイッターで「たしかに、相手のある事で 相手を不快にさせたり、必要以上のリアクションは控えるべきだと重々承知ですが…我々は無感情のピッチングマシーンではない。命懸けの一球一球に感情が入るのも当たり前で、それが自然と出てしまうことも多々あります。あ、独り言です。」と投稿。そして「みんな、笑うでしょ?怒るでしょ?泣くでしょ? 相手へのリスペクトさえ忘れなければそれでいいと思います。それだけ目の前のことに熱意があるから感情が湧くだけの事。あ…独り言です。」と独り言を連続投稿した。

 この投稿にフォロワーから「投げてるのは人です」「だってみんな人間だもん」「絶対あれじゃん 気持ちは前に出すべきだと自分も思います」「審判を味方につけるって見方をする人もいるしそうかもしれないと思いつつ、感情が出てこそのピッチャーだと思ったり」などのコメントが寄せられた。

 伊藤は今季初勝利を挙げた16日のロッテ戦(ZOZOマリン)の試合後、自身のツイッターを更新。試合中の自らの行為に関して謝罪のツイートを投稿していた。

 該当する場面は6-3で迎えた5回2死一塁。打者・レアードにカウント1-2から外角148キロ直球を投球。見逃し三振を確信した伊藤はガッツポーズとともに三塁ベンチへ。石山球審の手が上がらなかったことを受け、マウンド上で飛び上がってから崩れ落ち、最終的には“土下座”のようなポーズをとった。その後は立ち上がって笑顔を見せたが、判定への不満ととられかねない行為に、球審からは強く注意を受けていた。

 試合終了から44分後のツイートで「謝罪。レアード選手に投じた4球目。自身も投げきった感覚もあり、主審のジャッジの前にグラブを手で叩いてリアクションしてしまいました。ジャッジもボールで恥ずかしさのあまり地面に膝をついてしまいました。審判も選手も真剣勝負の野球というスポーツの魅力あるプレーが生まれると思っています。後から、数値を確認しましたが、しっかりボールで正確なジャッジです。今日見て頂いた野球ファンの皆様に不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした」(原文ママ)とつづっていた。

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