完全投球止めたオリ・福田「ファーストストライクをいこうと決めていた」初回に佐々木朗の初球を右前打

[ 2022年4月24日 17:47 ]

パ・リーグ   オリックス3ー6ロッテ ( 2022年4月24日    京セラD )

<オ・ロ>初回 無死 佐々木朗から右前打を放った福田(後方はお祭り騒ぎのオリックスナイン)(撮影・成瀬 徹)
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 オリックス・福田が佐々木朗の「完全投球」を止めた。

 初回、先頭打者で打席に入ると、右腕の第1球、159キロ直球を右前にはじき返した。打者52人連続アウト、17イニング連続無安打だった佐々木朗の記録をわずか1球でストップ。「ファーストストライクをいこうと決めていた。だいたい真っ直ぐだし、後はフォークボールですけど、迷わずいきました」と直球狙いが奏功したと胸を張った。

 完全試合を許した前回10日の対戦は3三振。「特別な悔しさはそんな。試合に負けた悔しさはありましたけど」と福田。

 前回対戦からリベンジを果たし「結局150キロだろうが、160キロだろうが、ベース板を通るのは一緒なので、佐々木君の場合は早くタイミングを取ってしっかり真っすぐをはじき返せる形を取るのが大事だと思っていたので、僕は1打席目からできたかな」と対策の一環を明かした。

 初回の右前打を皮切りに3回は死球、5回は四球と3打席連続出塁で相手右腕を苦しめた。ただ、3回の死球は162キロがユニホームをかすめただけに「あれはねぇ、怖いですよ」と改めて佐々木朗の剛速球に脱帽していた。

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2022年4月24日のニュース