慶大・広瀬“狙い通り”逆転V3ラン リーグ戦通算8本目「真っすぐがくるだろうと」

[ 2022年4月24日 05:30 ]

東京六大学野球春季リーグ第3週第1日   慶大4―2立大 ( 2022年4月23日    神宮 )

<慶大・立大>8回、逆転3ランを放ち、笑顔でガッツポーズする慶大・広瀬(撮影・木村 揚輔)
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 1回戦2試合が行われた。第1週で勝ち点を挙げた慶大は、2点を追う8回に3番・広瀬隆太内野手(3年)が逆転3ランを放つ活躍を見せ、4―2で立大を下した。明大は、右腕の蒔田稔投手(3年)がリーグ戦初完投を飾り、5―2で早大に先勝した。

 値千金の一発だ。慶大の3番・広瀬が0―2の8回1死一、二塁で、中越えの逆転3ラン。「上がり過ぎて、センターフライかと思った。入って良かった」と喜んだ。

 狙い澄ましたリーグ戦通算8本目だった。相手先発の右腕・荘司の最速151キロの直球を中心とした攻めに前の打席は中飛。「真っすぐがくるだろうと。高めを打つイメージだった」と代わったばかりの右腕・島田の高めの直球を振り抜いた。

 目標の打者は2学年先輩でリーグ通算10本塁打を誇ったソフトバンクのドラフト2位・正木。「正木さんは本塁打で流れを持ってきていた。僕もそのような存在になれれば」と誓う。立大戦は18年秋の第3戦から1引き分けを挟む12連勝となり「明日につながる逆転だと思う」と口にした。(田中 健人)

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