ダルビッシュ 6回1安打無失点7Kで降板も、後続打たれ2勝目ならず 3回から4イニング連続3者凡退

[ 2022年4月24日 11:47 ]

ナ・リーグ   パドレス3―2ドジャース ( 2022年4月23日    サンディエゴ )

<パドレス・ドジャース>先発したダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(35)が23日(日本時間24日)、本拠地ペトコパークで行われたドジャース戦で今季4度目の先発登板。6回を投げて1安打無失点、7三振を奪う好投で、勝利投手の権利を持って降板も、後続が同点を許して自身今季初の連勝となる2勝目はならなかった。チームは3-2と延長10回サヨナラで今季10勝目、貯金を4とした。前阪神のロベルト・スアレス(31)がメジャー初勝利を挙げた。

 ダルビッシュは初回は1死から四球を与えたが、ターナーを外角低めスライダーで、マンシーを低め直球で連続見逃し三振に斬った。2回は1死からスミスに外角低めスライダーを捉えられ右前打と2死から連続四球で満塁としたが、ベッツを外角低めのカットボールで空振り三振に仕留め危機を脱した。

 味方が先制して迎えた3回は復調し3者凡退。さらに1点リードで迎えた4回、5回、6回も3者凡退だった。ダルビッシュは多彩な変化球を駆使した投球で6回を投げて90球、1安打無失点、3四球7三振で降板した。

 7回はウィルソンが3者凡退も、8回にガルシアが連続安打を許し1死で降板すると、続くロジャーズが2死一、三塁からT・ターナーに同点の中越え2点適時二塁打を許した。延長10回からスアレスが登板し無安打無失点に抑えた。

 打線は2回1死三塁からマイヤーズの中犠飛で先制した。3回2死にはクロネンワースが右中間への今季1号ソロを放ち加点。2-2の同点で迎えた延長10回には1死三塁からノラの左犠飛でサヨナラ勝ちした。

 ダルビッシュは前回登板の17日(日本時間18日)のブレーブス戦では6回2/3、96球を投げて4安打1失点、8奪三振の力投で今季初勝利を挙げた。日本選手では黒田博樹を抜き、野茂英雄の123勝に次ぐ単独2位となるメジャー通算80勝目となった。2回無死ではメジャー通算1600奪三振に到達。記録専門会社エライアスによると1302回1/3での到達は史上最速となった。

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2022年4月24日のニュース