佐々木朗希 大荒れ…5四死球5回2失点「試練」「次回が楽しみ」「オリックスが凄い」ネットもお祭り騒ぎ

[ 2022年4月24日 15:55 ]

パ・リーグ   ロッテーオリックス ( 2022年4月24日    京セラD )

<オ・ロ> 5回終了時、この回に2点を失った佐々木朗(17)はベンチ奥に消える (撮影・後藤 大輝)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が24日のオリックス戦(京セラD)に先発。初回先頭の福田に右前打を許し、連続イニング無安打は17回、連続打者凡退記録は52人でストップした。佐々木朗は結局5回5四死球6安打2失点で、勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。奪三振は4だった。

 立ち上がりから制球力に苦しんだ。初回、先頭の福田に右前打を許し、連続イニング無安打は17で、連続打者凡退記録は52でストップ。2回2死一塁には9番・安達への3球目に投じた外角低めギリギリの158キロ直球がボール判定。この場面で一走・杉本が盗塁。本塁側に向き直った佐々木朗は苦笑いを浮かべた。この態度が判定に対する不満に見えたのか、直後に球審の白井が言葉を発しながらマウンドの佐々木朗に詰め寄るように向かった。あわてて捕手の松川が間に入り、井口監督もベンチから球審の元へ。球場内は騒然となったが、井口監督と白井球審が言葉を交わし試合は再開した。

 3回以外はすべての回で得点圏に走者を背負う苦しい投球。それでも先発投手としての責任投球回数はまっとうし、勝利投手の権利も手にして、リリーフ陣にマウンドを託した。

 開幕から怪物ぶりを発揮していた佐々木朗の“珍しい”姿に午後1時開始直後からSNS上もお祭り状態。「福田周平」「白井球審」「球審白井」「松川くん」「吉田正尚」など同戦のワードが続々とトレンド入り。白井球審がマウンドに詰め寄る場面には「初めて見た」「間に入った松川君が一番大人」「逆切れ?大人げない」「不満げな顔してたかな」などの声が挙がった。荒れに荒れた佐々木朗の今季5試合目の登板は“まさか”の5回降板となりSNS上では「次回の立て直しに期待したい」「何度もやられないオリックスが凄い」「球審もそれぞれ。まだ20歳、これも試練」「弱点はメンタル?」「疲れがたまっているのでは?」など多くの反響が寄せられていた。

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