巨人・直江、6度目先発も初勝利ならず 先月、救援で3回完全に抑えた広島相手に2回もたず3失点KO

[ 2021年8月25日 18:40 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2021年8月25日    東京D )

<巨・広>初回、坂倉に適時打を浴び西川の生還を許した直江(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の3年目右腕・直江大輔投手(21)が広島戦(東京D)で今季3度目、プロ通算6度目となる先発登板。7月1日の対戦で3回を完全に抑えてプロ初セーブを挙げた広島相手に2回途中6安打3失点と打ち込まれて降板し、またもプロ初勝利はならなかった。2回途中降板は自己最短。

 初回、ともに直球を野間、西川に連続長短打され、いきなり無死一、三塁のピンチ。1死後、鈴木誠の三ゴロは岡本和の好返球によって三走・野間を本塁で刺し、2死までこぎ着けた。だが、続く坂倉に粘られた末に10球目カーブを中前適時打されて先制点を献上。結局、この回は1失点でそれ以上は失点しなかったが、初回から31球を投げ、広島に19分間にわたる攻撃を許した。

 ベンチに戻って宮本投手チーフコーチから声をかけられた直江だったが、直後に味方打線が反撃を開始。坂本、岡本和の安打と中田の四球で2死満塁とするとウィーラーの押し出し四球で追いついた。だが、1―1としてもらった直後の2回、直江は先頭・林に三塁線を抜かれると、続く菊池涼には左翼線二塁打されて無死二、三塁のピンチ。続く相手先発投手の20歳左腕・玉村に直球を右中間へ弾き返される2点適時二塁打とされ、勝ち越しを許した。野間は中田の好守で一直に仕留めて1死としたが、続く西川に四球を与えて一、二塁としたところで降板となった。

 直江の投球内容は1回1/3で打者11人に対して47球を投げ、6安打3失点。奪三振はなく、与えた四球は1つだった。

 なお、1死一、二塁で直江をリリーフした左腕・大江が小園をわずか2球で三ゴロ併殺打に抑えてピンチを切り抜けている。

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2021年8月25日のニュース