智弁学園・前川 2試合連発のド迫力アーチ

[ 2021年8月25日 11:18 ]

第103回全国高校野球選手権 3回戦   智弁学園7-1日本航空 ( 2021年8月25日    甲子園 )

<日本航空・智弁学園>9回1死一塁、智弁・前川は右中間に2ランを放ちガッツポーズ(撮影・井垣 忠夫)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第12日は25日、甲子園球場で3回戦が行われ、2大会連続出場の智弁学園(奈良)が13年ぶり出場の日本航空(山梨)を7―1で下し、春夏連続の8強進出を決めた。

 智弁学園は1点を追う6回、5回までに92球を投じて疲れが出てきた日本航空のエース・バデルナに襲い掛かり、2点を奪い、逆転すると、7回に垪和の左前適時打で加点。9回にも3番・前川の2試合連続となる2ランなどで大量4点を奪い、リードを6点に広げた。

 強い浜風の逆風も問題にせず、右中間スタンドに叩きこんだ前川は「左投手の外角の変化球にそれまで合っていなかった。打席の前にベンチで隣に座っている岡島から、スイングのときに力が入って、バットが出ていないとアドバイスされた。そこを意識して打席に入って打つことができた。風もあったけど、ライナーを打つため、シンでとらえることを意識した。ボールをしっかり見て振り切れた」と春夏連続となる8強入りで、さらに上を見据えた。

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2021年8月25日のニュース