長崎商8強逃すも…2年生・大坪、粘りの延長適時三塁打に胸を張る「凄いうれしかった」

[ 2021年8月25日 19:16 ]

第103回全国高等学校野球選手権   長崎商5―6神戸国際大付 ( 2021年8月25日    甲子園 )

<神戸国際大付・長崎商>延長10回2死二塁、勝ち越しの適時三塁打を放ち雄たけびをあげる大坪(撮影・大森 寛明)
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 長崎商は勝利まであと1アウトだったが、5―6で逆転サヨナラ負け。4強入りした1952年以来69年ぶりのベスト8進出はならなかった。長崎勢は兵庫勢に夏は5戦全敗となった。

 敗戦の中で躍動したのは1番の大坪迅内野手(2年)だった。2点を追う8回に中前に適時打。相手遊撃の失策もあり同点に追い付いた。10回は2死二塁から阪上の直球を捉え左越えに勝ち越しの適時三塁打を放った。

 「先輩方が回してくれて、迷うことなく思い切り振り抜くことだけを考えた。凄いうれしかったです」と胸を張った。

 西口博之監督は大坪について「打撃のセンスを持っている。コツコツと努力する誠実な選手」と期待も高い。まだ2年でリベンジの機会は残る。大坪は「甲子園はそう簡単に立てる場所ではないし、3試合できていい経験になった。次は自分たちの代になるので、この経験を生かして必ず戻ってきます」と誓った。

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2021年8月25日のニュース