孤高のプロゲーマー梅原大吾氏に共感 変則投法で道を切り開いてきた阪神・青柳

[ 2021年8月25日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神8ー2DeNA ( 2021年8月24日    京セラD )

<神・D(19)> 初回2死一、二塁、青柳はDeNA・宮崎を二ゴロに抑え笑顔を見せる (撮影・後藤 大輝)
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 <記者フリートーク 阪神担当・遠藤 礼>

 今春キャンプで青柳が日課にしたのが読書だった。外出できないコロナ禍で、「1日30分以上」をノルマに設定。自身インスタグラムでファンからオススメを募るなど、ジャンルを問わず多様な書籍との出合いがあった。

 「おもしろかったんで」と記者に手渡してくれたのが「おとなになるのび太たちへ~人生を変える『ドラえもん』セレクション」。各業界の著名人が、ドラえもん珠玉の1話に自身を重ね合わせていく1冊で、日本初のプロゲーマー・梅原大吾氏のストーリーに感銘を受けたという。

 「まだゲームで稼げるような時代じゃない時から梅原さんはずっとゲームを続けてこられて、今は社会のゲームに対する価値が変わった。すごいなと」

 自身もサイドとアンダーの間「クオータースロー」という“マイノリティー”な武器で道を切り開いてきた。梅原氏の“わが道”にシンパシーを感じる部分があったのかもしれない。青柳晃洋でしか歩めない道を、これからも突き進む。

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2021年8月25日のニュース