阪神・近本 セの得点王や!8号含む2得点で単独トップ「62」 史上2人目3割2桁弾30盗塁も見えた

[ 2021年8月25日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神8ー2DeNA ( 2021年8月24日    京セラD )

<神・D(19)>3回無死右中間に本塁打を放つ近本(投手・浜口)(撮影・成瀬 徹)
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 貴重な追加点をたたき出したのは阪神のリードオフマン・近本の一撃だった。1点リードの3回先頭で8号ソロ。追加点を生み出したアーチに深くうなずいた。

 「しっかりと自分のスイングをすることができた。追加点が欲しかったので、いいホームランになったと思います」

 1ボールから浜口の甘く入ったチェンジアップを逃さなかった。振り抜いた打球は放物線を描いて右中間フェンスをオーバー。15日広島戦以来7試合ぶりの一発で加点した。

 過去2年連続9本塁打で、今季は目下12本ペース。初の2桁到達も見えており、矢野監督からも「時にはこうやって試合を決める長打も可能性として持っている。どんどん打てるなら、ホームランも打っていけばいい」と背中を押された。だが当の本人は「そこを意識してしまうと自分のスイングが崩れてしまうかもしれませんし、自分はホームランを狙って打てる打者ではない。変わらずに自分のスイングを心がけてやっていきたい」と泰然自若を貫く構えだ。

 一発だけではない。5回先頭では、一挙4得点の口火を切る右前打。サンズの適時二塁打でチーム4点目のホームを踏み、リーグ単独トップに立つ今季通算62得点とした。「得点王」の存在も首位に立つ原動力といえる。

 8本塁打に加え、打率も・297まで再び上昇。持ち味の足でもリーグトップタイの18盗塁だ。残り49試合。1957年田宮謙次郎以来となる球団史上2人目の3割、2桁本塁打、30盗塁も十分、射程圏内。それでも近本の視界に、個人記録は映らない。あくまで、目前の試合に全力を尽くすのがスタイルだ。

 「もちろん3割を打てればいいですが、まだシーズンは続きますし、とにかく1本でも多くチームの勝利につながるヒットを打てれば」。チームを悲願成就へ導くべく、選手会長は常に勝利につながる一打を追い求める。(阪井 日向)

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